SDGsへの

ベネッセアートサイト直島へ研修へ行ってきました!

今年度より、プロジェクトメンバーの入替が行われました。
特に新たなメンバーがSDGsへつながる取組の着想を得ることを目的に、6月24日~25日にベネッセアートサイト直島を訪問し、研修を受けさせていただきました!
二日間を通し、ベネッセハウスミュージアムをはじめ島内の様々な美術館や、本村地区にある「家プロジェクト」など、様々なアートを鑑賞させていただきました♪
「家プロジェクト」とは、空き家などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら空間そのものをアートにしているものです。
今回の研修は、何かを学ぶというものではなく、
アートとの対話を通じて、「思考力の向上」と「自らの考えを表現する力の向上」が大きなテーマになっていました。
アートの解釈に正解はなく、一人一人違った見方・捉え方をしていました。それらを発表し合うことで、自分とは異なった考え方・視点がたくさんあることに気づかされました・・・!
「SDGs」とは何か?
新規メンバーは、SDGsについて画一的な答えを出せずにいました。
ボランティアのようなことかな?エコに繋がることかな?など、私のなかではその程度の感覚であったように思います。
慈善と収益を対極に位置するように捉えてしまい、儲かるならばSDGsに反し、無償であればSDGsなのだろうと勘違いしてしまっていました。今回の研修で直島の歴史を知ることで、その考えが変わりました。
ベネッセホールディングス様のアートを媒介にした直島の街づくりのルーツは、実に30年以上も前にさかのぼります。SDGsや、その前身となるMDGsという言葉が産まれる前から始まっていたということです!
島民の幸せのために続けた取組が実を結び、幸せも、収益も両立されたかたちで30年以上も続いてきたということです。
ボランティアや寄付なども幸せにきっと繋がりますが、無償に近ければ近いほど、それを”持続”させることが困難になっていくでしょう。
私が得たSDGsに対する答えは、「自社も、お客様も、地域社会も、次世代(未来)も、全てが幸せになる活動」でした。
新規メンバー1人1人も、それぞれの答えを得られたのではないかと思います。
たとえ細くとも、長く持続させていけるような取組を、これからも続けていきたいと思っています!!!